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七十二候・第45候

玄鳥去つばめさる

白露の末候・2027年は9月18日〜22日

夏をすごした燕が、南へ帰っていくころ。

春に日本へ渡ってきた燕が、子育てを終えて南の国へ帰っていくころです。人家の軒先に巣を作る燕は、昔から暮らしのすぐそばにいる鳥でした。一羽ずつ姿が減り、気づけば軒先が静かになっている、その移り変わりを名前にしています。

名前の読み解き

「玄鳥(げんちょう)」は燕の古い呼び名で、黒い鳥という意味です。

この時期のもの

いちじく、栗、すすき

見送ることも、季節を進めること。

小さな習慣今年の夏に見送ったことを、ひとつだけ書いておく

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玄鳥去のころ

この時期の自然と暮らし

秋のお彼岸が近づき、お墓まいりの準備をする家もあります。軒先の燕の巣は空になり、来年の春まで静かに待ちます。日の入りが早くなり、夕方の帰り道が暗くなってきたと感じるころです。

このころの月

秋分が近いこのころから冬至に向けて、満月は月ごとに少しずつ高く昇るようになっていきます。太陽が低くなるのと入れ替わるように、太陽の反対側にいる満月は高くなるからです。燕を見送ったあとの夜空は、月を見上げやすくなっていきます。

小さな習慣のこと

今年の夏に見送ったことを、ひとつだけ書いておく習慣です。行けなかった場所、会えなかった人、終わった出来事。燕が南へ帰るように、季節とともに過ぎたことを一行にしておくと、来年の夏に思い出すきっかけになります。

この季節のことば

「燕帰る」「帰燕(きえん)」「秋燕(しゅうえん)」は、秋に南へ帰る燕を表す言葉です。春の「燕来る」と対になっていて、同じ鳥の行き来を季節の言葉で呼び分けています。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
9月18日・居待月・月齢 17.4
最終日
9月22日・22日目の月・月齢 21.4

この期間に月の区切りはありません(次は9月23日の下弦)

白露の3つの候

  1. 初候草露白(くさのつゆしろし)9月8日〜12日ごろ
  2. 次候鶺鴒鳴(せきれいなく)9月13日〜17日ごろ
  3. 末候玄鳥去(つばめさる)いま見ている候9月18日〜22日ごろ

対になる候

玄鳥至(つばめきたる)

玄鳥至(つばめきたる)は、約半年前にやってきます。

これからのこの候

2027年
9月18日〜22日ごろ
2028年
9月17日〜21日ごろ
2029年
9月17日〜22日ごろ
2030年
9月18日〜22日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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