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七十二候・第60候

橘始黄たちばなはじめてきばむ

小雪の末候・2026年は12月2日〜6日

橘の実が、黄色く色づくころ。

橘の実が、黄色く色づきはじめるころです。橘は日本に古くからある柑橘で、冬でも葉が緑のまま茂ることから、長寿や繁栄のしるしとされてきました。京都御所の紫宸殿の前には「右近の橘」が植えられています。

名前の読み解き

「橘」は日本在来の柑橘で、ヤマトタチバナとも呼ばれます。「黄(きばむ)」は黄色くなることで、実の色づきを表しています。

この時期のもの

みかん、ゆず、かき(牡蠣)

小さな習慣柑橘をひとつ、皮ごと香らせる

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橘始黄のころ

この時期の自然と暮らし

みかんが甘くなり、こたつでみかんを食べる冬の風景が始まります。年末に向けて、お歳暮を贈る準備をする家もあるでしょう。日が短くなり、夕方5時前には暗くなる日が増えてきます。

このころの月

冬の夜は長く、満月の夜には、日が沈んでから朝まで月が空にあります。夜の時間が長い季節は、月が出ている時間も長くなります。寒い夜ですが、窓越しに月を見るだけでも、冬の月の明るさを感じられます。

小さな習慣のこと

柑橘をひとつ、皮ごと香らせる習慣です。みかんやゆずの皮をむくときに、香りを意識してみてください。皮を小皿にのせて部屋に置いておくと、ほのかに香ります。橘の色づきと一緒に、冬の香りを楽しむ候です。

この季節のことば

「蜜柑」「柚子」は冬の季語です。「冬至の柚子湯」のように、柑橘は冬の行事にも結びついています。橘は、古い歌では夏の花としても詠まれ、実と花で季節が分かれています。「橘」という言葉には、古くから長寿のしるしという意味も込められてきたと言われます。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
12月2日・24日目の月・月齢 22.8
最終日
12月6日・28日目の月・月齢 26.8

この期間に月の区切りはありません(次は12月9日の新月)

小雪の3つの候

  1. 初候虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日〜26日ごろ
  2. 次候朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日〜12月1日ごろ
  3. 末候橘始黄(たちばなはじめてきばむ)いま見ている候12月2日〜6日ごろ

これからのこの候

2026年
12月2日〜6日ごろ
2027年
12月2日〜6日ごろ
2028年
12月2日〜5日ごろ
2029年
12月2日〜6日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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