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七十二候・第58候

虹蔵不見にじかくれてみえず

小雪の初候・2026年は11月22日〜26日

虹を、見かけなくなるころ。

日ざしが弱まり、空気が乾いて、虹を見かけなくなるころです。春の「虹始見(にじはじめてあらわる)」から半年あまり、虹は姿を隠します。冬の空は青く澄んでいますが、虹ができるような雨と日ざしの組み合わせが少なくなります。

名前の読み解き

「蔵」を「かくれて」と読みます。しまいこむ、隠すという意味の字で、虹が空のどこかにしまわれたような言い方です。

この時期のもの

白菜、春菊、ぶり

小さな習慣見えなくなったものを、ひとつ書いて閉じる

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虹蔵不見のころ

この時期の自然と暮らし

二十四節気の小雪に入り、北の地方では雪の便りが届きはじめます。11月23日の勤労感謝の日は、もとは新嘗祭という、その年の収穫に感謝する宮中の行事の日でした。冬に向けて、乾燥や寒さへの備えが必要になるころです。

このころの月

小雪を含む月を、旧暦では10月と数えました。旧暦10月10日の夜は「十日夜(とおかんや)」と呼ばれ、東日本では収穫を祝う行事が行われてきたと言われます。月の満ち欠けで数える暦と、田畑の仕事が結びついた行事です。

小さな習慣のこと

見えなくなったものを、ひとつ書いて閉じる習慣です。終わった計画、離れた人、もう使わない言葉。虹が隠れるように、季節とともに見えなくなったものを一行書いて、手帳を閉じてみてください。書くことで、心の中で区切りがつくことがあります。

この季節のことば

「小雪」も季語のひとつで、雪がまだ少ないころを表しています。「冬の虹」は、冬にまれに見られる虹を表す季語です。虹が隠れる候の名前と並べると、冬にもときどき姿を見せる虹のめずらしさが伝わります。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
11月22日・小望月・月齢 12.8
最終日
11月26日・居待月・月齢 16.8
満月
11月24日(火) 23:53

小雪の3つの候

  1. 初候虹蔵不見(にじかくれてみえず)いま見ている候11月22日〜26日ごろ
  2. 次候朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日〜12月1日ごろ
  3. 末候橘始黄(たちばなはじめてきばむ)12月2日〜6日ごろ

対になる候

虹始見(にじはじめてあらわる)

虹始見(にじはじめてあらわる)は、約半年前にやってきます。

これからのこの候

2026年
11月22日〜26日ごろ
2027年
11月22日〜26日ごろ
2028年
11月22日〜26日ごろ
2029年
11月22日〜26日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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