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七十二候・第57候

金盞香きんせんかさく

立冬の末候・2026年は11月17日〜21日

水仙が、香りはじめるころ。

水仙の花が咲き、よい香りを漂わせるころです。寒さの中で凛と咲く水仙は、冬の花の代表として親しまれてきました。海辺の斜面に群れて咲く水仙の名所も、各地にあります。

名前の読み解き

「金盞」は金の盃のこと。水仙の花の中央にある黄色い部分を、盃に見立てたと言われます。春に咲く「キンセンカ」とは別の花です。

この時期のもの

ゆず、白菜、ずわいがに

小さな習慣香りのするものを、部屋にひとつ置く

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金盞香のころ

この時期の自然と暮らし

11月の酉の日には、各地の神社で酉の市が開かれ、商売繁盛を願う縁起熊手が売られます。木々の葉が落ちはじめ、朝晩の寒さに冬の訪れを実感するころです。年賀状の準備を考えはじめる人もいるでしょう。

このころの月

晩秋から冬にかけての満月は、北東寄りの空から昇ってきます。夏の満月が南東から昇ったのと比べると、月の出の方角がずいぶん北に寄っています。同じ場所から月の出を見ていると、季節で方角が動くことがわかります。

小さな習慣のこと

香りのするものを、部屋にひとつ置く習慣です。花、お香、柑橘の皮など、好きな香りを選んでください。寒くなると窓を開ける時間が減るので、部屋の中に季節の香りがあると、閉じた空間でも季節を感じられます。

この季節のことば

「水仙」は冬の季語で、「雪中花(せっちゅうか)」という別名もあります。雪の中でも咲く花という意味の呼び名です。「酉の市」も冬の季語で、熊手を求める人でにぎわう冬の始まりの行事です。凛とした姿を表す言葉として、水仙はよく例に出されます。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
11月17日・上弦の月・月齢 7.8
最終日
11月21日・十三夜月・月齢 11.8
上弦
11月17日(火) 20:48

立冬の3つの候

  1. 初候山茶始開(つばきはじめてひらく)11月7日〜11日ごろ
  2. 次候地始凍(ちはじめてこおる)11月12日〜16日ごろ
  3. 末候金盞香(きんせんかさく)いま見ている候11月17日〜21日ごろ

これからのこの候

2026年
11月17日〜21日ごろ
2027年
11月17日〜21日ごろ
2028年
11月17日〜21日ごろ
2029年
11月17日〜21日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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