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七十二候・第49候

鴻雁来こうがんきたる

寒露の初候・2027年は10月8日〜12日

雁が、北から渡ってくるころ。

北のシベリアなどから、雁が越冬のために日本へ渡ってくるころです。春の「鴻雁北」で帰っていった雁が、半年たってまた戻ってきます。夕方の空を列になって飛ぶ姿は、秋が深まってきた合図とされてきました。

名前の読み解き

「鴻」は大きな雁、「雁」は小さな雁を指すといわれ、あわせて雁の仲間全体を表します。

この時期のもの

銀杏、柿、秋鯖

去る鳥と、来る鳥。秋はその入れ替わりの季節。

小さな習慣空を見上げる時間を、一日一回つくる

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鴻雁来のころ

この時期の自然と暮らし

二十四節気の寒露に入り、草木に冷たい露が降りるころとされます。秋晴れの日が多く、運動会や遠足など外での行事が増える時期です。山では紅葉が始まり、紅葉狩りの便りが届きはじめます。

このころの月

雁が月を背に列を作って飛ぶ姿は、「月に雁」として浮世絵や切手の図柄にもなりました。秋の夜は長く、空気が乾いて月がよく見えます。夕方に空を見上げて、月と鳥の両方を探してみるのも楽しみです。

小さな習慣のこと

空を見上げる時間を、一日一回つくる習慣です。朝でも夕方でもかまいません。雁の列が見えなくても、雲の形や空の色は毎日違います。北から渡ってくる鳥を迎えるつもりで、空の広さを確かめてみてください。

この季節のことば

「雁渡る」「初雁」は秋の季語です。「雁の棹(さお)」は、雁が列をつくって飛ぶようすを、竿に見立てた言葉です。北から渡ってくる鳥の姿を、空を見上げて詠んできたことが伝わります。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
10月8日・9日目の月・月齢 8.0
最終日
10月12日・十三夜月・月齢 12.0

この期間に月の区切りはありません(次は10月15日の満月)

寒露の3つの候

  1. 初候鴻雁来(こうがんきたる)いま見ている候10月8日〜12日ごろ
  2. 次候菊花開(きくのはなひらく)10月13日〜17日ごろ
  3. 末候蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)10月18日〜23日ごろ

対になる候

鴻雁北(こうがんかえる)

鴻雁北(こうがんかえる)は、約半年前にやってきます。

これからのこの候

2027年
10月8日〜12日ごろ
2028年
10月8日〜12日ごろ
2029年
10月8日〜12日ごろ
2030年
10月8日〜12日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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