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七十二候・第14候
鴻雁北
清明の次候・2027年は4月10日〜14日
雁が、北へ帰っていくころ。
日本で冬を越した雁が、北の国へ帰っていくころです。燕がやってくるのと入れ替わるように、雁は列を作って北の空へ飛び立ちます。秋の「鴻雁来(こうがんきたる)」とは、帰ると来るで組になっています。
名前の読み解き
「北」を「かえる」と読みます。北へ帰っていくことを、方角の一字で表しています。
この時期のもの
たけのこ、山菜、あさり
小さな習慣しばらく会っていない人に、短い連絡をしてみる
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鴻雁北のころ
この時期の自然と暮らし
桜の季節が終わりに近づき、木々が若葉の色に変わっていきます。新しい環境に入った人は、ひと息つけるようになる時期かもしれません。春の山菜が出回り、わらびやぜんまい、こごみが店先に並びます。
このころの月
雁が月を背に飛ぶ姿は、昔から絵や歌の題材になってきました。春に北へ帰る雁は「帰雁(きがん)」、秋に渡ってくる雁は「初雁」と呼ばれ、どちらも季語です。月の夜に鳥の声を聞いた、という古い歌もあります。
小さな習慣のこと
しばらく会っていない人に、短い連絡をしてみる習慣です。季節の挨拶でも、近況をひとことでもかまいません。雁が遠い場所へ帰っていくように、離れていても季節はめぐっています。返事を急がない、軽いひと言がちょうどいい候です。
この季節のことば
「帰雁(きがん)」「行く雁」は、春に北へ帰る雁を表す季語です。秋の「雁渡る」と対になっていて、同じ鳥の行き来を、季節ごとに違う言葉で呼び分けています。見送る側の気持ちがこもった言葉です。
一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。
この候の空と月
- 初日
- 4月10日・4日目の月・月齢 3.1
- 最終日
- 4月14日・上弦の月・月齢 7.1
- 上弦
- 4月14日(水) 7:57
清明の3つの候
- 初候玄鳥至(つばめきたる)4月5日〜9日ごろ
- 次候鴻雁北(こうがんかえる)いま見ている候4月10日〜14日ごろ
- 末候虹始見(にじはじめてあらわる)4月15日〜19日ごろ
対になる候
鴻雁来(こうがんきたる)は、約半年後にやってきます。
これからのこの候
- 2027年
- 4月10日〜14日ごろ
- 2028年
- 4月9日〜13日ごろ
- 2029年
- 4月9日〜14日ごろ
- 2030年
- 4月10日〜14日ごろ
期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。
毎日の画面に、今日の候を
アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。