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七十二候・第51候
蟋蟀在戸
寒露の末候・2027年は10月18日〜23日
戸口で、虫が鳴くころ。
秋の虫が、家の戸口あたりで鳴くころです。野で鳴いていた虫が、寒さとともに人の住まいの近くへ移ってきます。夜が長くなり、虫の声が聞こえる時間も長くなる時期です。
名前の読み解き
「蟋蟀」は今はコオロギを指しますが、この候では秋に鳴く虫全体を表すと考えられています。
この時期のもの
さつまいも、栗、柚子
声が近づいてくるのは、冬が近づいてくるしるし。
小さな習慣夜、画面を閉じて虫の声を聞く時間を5分
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蟋蟀在戸のころ
この時期の自然と暮らし
秋の夜長と言われる季節で、読書や手仕事にじっくり向き合いやすい時期です。日の入りが早くなり、夕食の時間には外がすっかり暗くなっています。朝晩の冷えこみで、温かい飲みものがほしくなる日が増えます。
このころの月
虫の声と月は、秋の夜の取り合わせとして、多くの歌に詠まれてきました。月の明るい夜でも虫は鳴き続け、窓を少し開けると、月明かりと虫の声が一緒に部屋に入ってきます。夜長の時間を、月を見る時間にしてみるのもいい候です。
小さな習慣のこと
夜、画面を閉じて虫の声を聞く時間を5分つくる習慣です。寝る前に、スマホやテレビを消して、静かに耳をすましてみてください。虫の声が聞こえなくても、静かな時間そのものが、一日の終わりの区切りになります。
この季節のことば
「蟋蟀(こおろぎ)」は秋の季語です。昔は「きりぎりす」と呼んでいたとも言われ、古い歌に出てくる「きりぎりす」が今のこおろぎを指していることもあります。「夜長」も秋の季語です。秋の夜の長さを、虫の声と一緒に味わう言葉です。
一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。
この候の空と月
- 初日
- 10月18日・寝待月・月齢 18.0
- 最終日
- 10月23日・下弦の月・月齢 23.0
- 下弦
- 10月23日(土) 2:29
寒露の3つの候
- 初候鴻雁来(こうがんきたる)10月8日〜12日ごろ
- 次候菊花開(きくのはなひらく)10月13日〜17日ごろ
- 末候蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)いま見ている候10月18日〜23日ごろ
これからのこの候
- 2027年
- 10月18日〜23日ごろ
- 2028年
- 10月18日〜22日ごろ
- 2029年
- 10月18日〜22日ごろ
- 2030年
- 10月18日〜22日ごろ
期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。
毎日の画面に、今日の候を
アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。