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七十二候・第19候
蛙始鳴
立夏の初候・2027年は5月6日〜10日
蛙が、鳴きはじめるころ。
田んぼや池で、蛙が鳴きはじめるころです。田植えの準備で水が張られると、そこに蛙が集まり、夜になると声を響かせます。二十四節気の立夏の最初の候で、暦の上ではここから夏です。
名前の読み解き
「蛙」を「かわず」と読みます。かわずは蛙の古い呼び名で、和歌や俳句では今もこの読み方がよく使われます。
この時期のもの
そら豆、新茶、初がつお
小さな習慣夜、窓を開けて外の音を聞く
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蛙始鳴のころ
この時期の自然と暮らし
5月5日は端午の節句で、こいのぼりを揚げたり、菖蒲湯に入ったりする習わしがあります。菖蒲は香りが強く、邪気をはらうとされてきました。日ざしが強くなり、紫外線への備えを始めるころでもあります。
このころの月
立夏のころから、夜がだんだん短くなっていきます。満月の夜でも、月が空にいる時間は冬よりずっと短くなります。一方で、夜風がやわらかくなり、蛙の声を聞きながら月を見上げる、夏らしい夜が始まります。
小さな習慣のこと
夜、窓を開けて外の音を聞く習慣です。蛙の声が聞こえる場所に住んでいなくても、夜の音は季節で変わります。寝る前の数分、明かりを落として耳をすますと、昼のあいだ気づかなかった音が聞こえてくることがあります。
この季節のことば
「立夏」「夏立つ」「夏に入る」は、どれも暦の夏の始まりを表す言葉です。「蛙(かわず)」は春の季語で、夏の季語の「雨蛙」「青蛙」とは分けて使われます。季節の境目に、言葉の上でも春と夏が並んでいます。夜の田んぼに響く声は「蛙の目借時(かわずのめかりどき)」という言葉も生みました。春の終わりの眠たさを、蛙に目を借りられるからだとたとえた、ユーモアのある季語です。
一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。
この候の空と月
- 初日
- 5月6日・新月・月齢 29.1
- 最終日
- 5月10日・5日目の月・月齢 3.7
- 新月
- 5月6日(木) 19:58・おうし座の新月
立夏の3つの候
- 初候蛙始鳴(かわずはじめてなく)いま見ている候5月6日〜10日ごろ
- 次候蚯蚓出(みみずいずる)5月11日〜15日ごろ
- 末候竹笋生(たけのこしょうず)5月16日〜20日ごろ
これからのこの候
- 2027年
- 5月6日〜10日ごろ
- 2028年
- 5月5日〜9日ごろ
- 2029年
- 5月5日〜9日ごろ
- 2030年
- 5月5日〜9日ごろ
期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。
毎日の画面に、今日の候を
アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。