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七十二候・第1候

東風解凍はるかぜこおりをとく

立春の初候・2027年は2月4日〜8日

春の風が、氷をとかしはじめるころ。

立春の最初の候で、七十二候の一年はここから始まります。暖かくなった春の風が、冬のあいだに張った池や川の氷をとかしはじめるころです。まだ寒さは続きますが、日差しには少しずつ春の明るさが混じってきます。

名前の読み解き

「東風」は春に東から吹く風のこと。ふつうは「こち」と読みますが、この候では「はるかぜ」と読み下します。

この時期のもの

ふきのとう、甘夏、白魚

小さな習慣窓を少し開けて、風のにおいをたしかめる

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東風解凍のころ

この時期の自然と暮らし

立春の前の日が節分で、季節を分ける日として豆まきをする習わしがあります。立春から数えて何日目、という数え方は八十八夜や二百十日にも使われ、暮らしの暦の起点にもなっています。梅のつぼみがふくらみ、早いところでは咲きはじめるころです。

このころの月

冬から春へ移るこの時期は、夜がまだ長く、月を眺められる時間もたっぷりあります。満月は冬ほどではないものの空の高いところを通り、冷えた空気の中でくっきり見えます。月は七十二候とは別の速さで満ち欠けするので、毎年この候に来る月の形は変わります。

小さな習慣のこと

窓を少し開けて風のにおいをたしかめるのは、寒い日でもできる季節の見つけ方です。昨日と比べなくてもかまいません。冷たさの中に土や草のにおいが混じっていたら、それがこの候の春の風だと思ってみてください。

この季節のことば

「春寒(はるさむ)」は、立春を過ぎてもまだ残る寒さのことです。「余寒(よかん)」とも言い、この時期の手紙では「余寒お見舞い申し上げます」と書き出すことがあります。暦の春と体で感じる寒さのずれを、そのまま言葉にしています。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
2月4日・28日目の月・月齢 27.3
最終日
2月8日・繊月・月齢 1.5
新月
2月7日(日) 0:56・みずがめ座の新月

立春の3つの候

  1. 初候東風解凍(はるかぜこおりをとく)いま見ている候2月4日〜8日ごろ
  2. 次候黄鶯睍睆(うぐいすなく)2月9日〜13日ごろ
  3. 末候魚上氷(うおこおりをいずる)2月14日〜18日ごろ

これからのこの候

2027年
2月4日〜8日ごろ
2028年
2月4日〜8日ごろ
2029年
2月3日〜7日ごろ
2030年
2月4日〜8日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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