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七十二候・第28候

乃東枯なつかれくさかるる

夏至の初候・2027年は6月21日〜26日

夏枯草が、静かに枯れていくころ。

夏枯草(かこそう)と呼ばれる、うつぼぐさの花穂が枯れて茶色になるころです。ほかの草木が勢いよく茂る夏至に、ひとつだけ枯れていく草に目をとめた名前です。冬至の「乃東生(なつかれくさしょうず)」と対になっています。

名前の読み解き

「乃東」は夏枯草(うつぼぐさ)の古い名前と言われます。夏至に枯れ、冬至に芽を出す草として、半年離れた二つの候に名前が出てきます。

この時期のもの

新しょうが、とうもろこし(早いもの)、あわび

小さな習慣日がいちばん長い季節に、夕方の散歩をひとつ

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乃東枯のころ

この時期の自然と暮らし

一年で昼がいちばん長い夏至を迎えます。日の入りが遅く、夕方の時間がゆったり感じられる季節です。梅雨のさなかで実際には曇りや雨の日が多く、長い昼を晴れて過ごせる日は貴重です。

このころの月

夏至のある月が、旧暦の5月です。夏至の前後の満月は、一年でいちばん低いところを通ります。太陽が高い季節には、反対側にいる満月は低くなるからです。冬至のころの満月と比べると、高さの違いがよくわかります。

小さな習慣のこと

日がいちばん長い季節に、夕方の散歩をひとつ入れる習慣です。仕事や家事のあとでも外が明るいのは、この時期ならではです。遠くまで行かなくても、家のまわりを10分歩くだけで十分です。日の入りの時刻を調べて、空の色が変わるところを見てみてください。

この季節のことば

「夏至」も季語のひとつで、「白夜」は高緯度の地方で日が沈みきらない夜のことです。「短夜(みじかよ)」「明易し(あけやすし)」など、夏の夜の短さを表す言葉も多く、夜明けの早さを惜しむ気持ちが込められています。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
6月21日・立待月・月齢 16.3
最終日
6月26日・22日目の月・月齢 21.3

この期間に月の区切りはありません(次は6月27日の下弦)

夏至の3つの候

  1. 初候乃東枯(なつかれくさかるる)いま見ている候6月21日〜26日ごろ
  2. 次候菖蒲華(あやめはなさく)6月27日〜7月1日ごろ
  3. 末候半夏生(はんげしょうず)7月2日〜6日ごろ

対になる候

乃東生(なつかれくさしょうず)

乃東生(なつかれくさしょうず)は、約半年後にやってきます。

これからのこの候

2027年
6月21日〜26日ごろ
2028年
6月21日〜25日ごろ
2029年
6月21日〜25日ごろ
2030年
6月21日〜25日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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