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七十二候・第29候

菖蒲華あやめはなさく

夏至の次候・2027年は6月27日〜7月1日

あやめが、花をひらくころ。

あやめの花が咲くころです。あやめ、かきつばた、花しょうぶはよく似ていて、「いずれあやめかかきつばた」という言葉もあるほどです。この候の「菖蒲」は、端午の節句の菖蒲湯に使うしょうぶとは別の植物を指すと言われます。

名前の読み解き

「菖蒲」は「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みます。字は同じでも、指す植物が違うので注意が必要です。

この時期のもの

きゅうり、オクラ、あゆ

小さな習慣湯船に、季節のものをひとつ浮かべてみる

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菖蒲華のころ

この時期の自然と暮らし

6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)で、神社では茅の輪(ちのわ)くぐりが行われます。一年の前半の穢れをはらい、残りの半年を元気に過ごせるよう願う行事とされます。水無月という和菓子を食べる習わしのある地域もあります。

このころの月

夏の夜は短く、月が空にいる時間のうち、暗い空で見られるのはわずかです。上弦の月なら、日が沈んでから夜半までの数時間が見ごろになります。短い夏の夜を「短夜(みじかよ)」と言い、これも夏の季語です。

小さな習慣のこと

湯船に、季節のものをひとつ浮かべてみる習慣です。柑橘の皮、ハーブ、季節の花びら。浮かべるだけで、いつものお風呂の香りが変わります。肌に合わないものは避けて、気持ちよく過ごせるものを選んでください。

この季節のことば

「あやめ」「花菖蒲」「杜若(かきつばた)」は、どれも初夏の季語です。似た花を見分ける言葉として「いずれ菖蒲か杜若」があり、どちらもすぐれていて選びにくいことのたとえにも使われます。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
6月27日・下弦の月・月齢 22.3
最終日
7月1日・27日目の月・月齢 26.3
下弦
6月27日(日) 13:54

夏至の3つの候

  1. 初候乃東枯(なつかれくさかるる)6月21日〜26日ごろ
  2. 次候菖蒲華(あやめはなさく)いま見ている候6月27日〜7月1日ごろ
  3. 末候半夏生(はんげしょうず)7月2日〜6日ごろ

これからのこの候

2027年
6月27日〜7月1日ごろ
2028年
6月26日〜30日ごろ
2029年
6月26日〜30日ごろ
2030年
6月26日〜7月1日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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