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七十二候・第16候

葭始生あしはじめてしょうず

穀雨の初候・2027年は4月20日〜24日

水辺に、葦が芽を出すころ。

水辺の葦(あし)が芽を出しはじめるころです。川べりや池のほとりで、とがった新芽が水の中から顔を出します。夏には背丈を超えるほど伸び、秋には穂をつけて、季節ごとに水辺の景色を変えていきます。

名前の読み解き

「葭(あし)」は葦の別の字です。「あし」が「悪し」に通じるのを避けて、「よし」とも呼ばれるようになったと言われます。

この時期のもの

たけのこ、新茶、ほたるいか

小さな習慣水辺のある場所へ、散歩に出る

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葭始生のころ

この時期の自然と暮らし

二十四節気の穀雨に入ります。穀物を育てる春の雨が降るころとされ、田植えの準備が進みます。八十八夜を前に、お茶の産地では新芽の摘みとりが始まっていきます。日ざしが強くなり、帽子や日傘が必要になる日も出てきます。

このころの月

穀雨のある月を3月と呼ぶのが、旧暦の数え方でした。新暦の4月下旬に、旧暦ではまだ3月ということがよくあり、旧暦の3月3日(上巳の節句)は桃が咲く季節だったことがわかります。暦の月と季節の関係は、月の満ち欠けで数えるとずれていきます。

小さな習慣のこと

水辺のある場所へ、散歩に出る習慣です。川や池、公園の噴水でもかまいません。水の近くは、風の温度やにおいが少し違います。芽を出したばかりの葦を見つけられたら、夏に背丈を伸ばした姿と比べてみるのも楽しみです。

この季節のことば

「葭(よし)」「葦の角(あしのつの)」は、水辺の葦の新芽を表す言葉です。とがった芽を角に見立てた呼び名で、春の水辺の景色を表します。「穀雨」も、この時期の季語になっています。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
4月20日・小望月・月齢 13.1
最終日
4月24日・居待月・月齢 17.1
満月
4月21日(水) 7:27

穀雨の3つの候

  1. 初候葭始生(あしはじめてしょうず)いま見ている候4月20日〜24日ごろ
  2. 次候霜止出苗(しもやみてなえいずる)4月25日〜29日ごろ
  3. 末候牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日〜5月5日ごろ

これからのこの候

2027年
4月20日〜24日ごろ
2028年
4月19日〜24日ごろ
2029年
4月20日〜24日ごろ
2030年
4月20日〜24日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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