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七十二候・第12候

雷乃発声かみなりすなわちこえをはっす

春分の末候・2027年は3月31日〜4月4日

遠くで、はじめての雷が鳴るころ。

遠くで、その年はじめての雷が鳴るころです。春の雷は「春雷」と呼ばれ、夏の夕立の雷ほど激しくはなく、短く鳴って終わることが多いと言われます。冬ごもりの虫を起こす雷として、「虫出しの雷」という呼び名もあります。

名前の読み解き

「発声(こえをはっす)」は、声を出すことです。秋の「雷乃収声(こえをおさむ)」と、出すとおさめるで対になっています。

この時期のもの

新玉ねぎ、たけのこ(早いもの)、めばる

小さな習慣言いそびれていたことを、ひとつ言葉にする

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雷乃発声のころ

この時期の自然と暮らし

4月1日をはさんで、新年度が始まるころです。入学や入社、異動で、暮らしのリズムが変わる人も多いでしょう。桜は満開から散りはじめへと移り、天気が変わりやすく、春の嵐と呼ばれる強い風の日もあります。

このころの月

春は大気が不安定で、雲や霞がかかりやすい季節です。月の周りに光の輪が見えることがあり、これは「暈(かさ)」と呼ばれます。薄い雲の中の氷の粒で光が曲がってできるもので、「月が暈をかぶると雨」という天気の言い伝えもあります。

小さな習慣のこと

言いそびれていたことを、ひとつ言葉にする習慣です。お礼、謝りたかったこと、伝えたかった気持ち。春の雷のように短くてかまいません。直接言いにくければ、短いメッセージでも十分です。言葉にすると、心の中の空がひとつ晴れることがあります。

この季節のことば

「春雷(しゅんらい)」は春に鳴る雷のことで、春の季語です。「春の嵐」「春一番」など、春は風や空の変化を表す言葉も多い季節です。穏やかなだけではない春の空の表情が、言葉に残っています。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
3月31日・24日目の月・月齢 22.7
最終日
4月4日・28日目の月・月齢 26.7

この期間に月の区切りはありません(次は4月7日の新月)

春分の3つの候

  1. 初候雀始巣(すずめはじめてすくう)3月21日〜25日ごろ
  2. 次候桜始開(さくらはじめてひらく)3月26日〜30日ごろ
  3. 末候雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)いま見ている候3月31日〜4月4日ごろ

対になる候

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)は、約半年後にやってきます。

これからのこの候

2027年
3月31日〜4月4日ごろ
2028年
3月30日〜4月3日ごろ
2029年
3月30日〜4月3日ごろ
2030年
3月31日〜4月4日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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