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七十二候・第10候
雀始巣
春分の初候・2027年は3月21日〜25日
すずめが、巣をつくりはじめるころ。
すずめが巣を作りはじめるころです。屋根の瓦のすき間や軒下など、人の暮らしのすぐそばに、枯れ草や羽を運んで巣をこしらえます。人家の近くで子育てをする、なじみ深い鳥の春の姿です。
名前の読み解き
「巣」を「すくう」と動詞で読みます。巣を作ること自体を「巣くう」と言い表していて、今の「巣くう」という言葉にもつながっています。
この時期のもの
菜の花、鯛、つくし
小さな習慣部屋のひと角だけ、片づけて整える
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雀始巣のころ
この時期の自然と暮らし
春分の日は、自然をたたえ生きものを大切にする日として祝日になっています。桜の開花の知らせが届きはじめ、お花見の予定を立てる人も多い時期です。新生活の準備で、部屋の模様替えや買いものが増えるころでもあります。
このころの月
春分を含む月は、旧暦の2月です。いまの3月下旬が、旧暦ではまだ2月ということもよくあります。旧暦と新暦のずれは年ごとに変わり、そのずれ方を見るのも暦を読む楽しみのひとつです。
小さな習慣のこと
部屋のひと角だけ、片づけて整える習慣です。すずめが巣を少しずつこしらえるように、一度に全部をやろうとしなくてかまいません。机の上だけ、玄関の棚だけ。整った場所がひとつあると、そこを起点に暮らしが整っていきます。
この季節のことば
「雀の巣」「巣立鳥」など、鳥の子育てにまつわる言葉は春の季語に多く見られます。「春の彼岸」もこの時期の季語で、ただ「彼岸」と言えば春のお彼岸を指すのが俳句の決まりです。身近な鳥の暮らしが、そのまま季節の言葉になっています。
一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。
この候の空と月
- 初日
- 3月21日・小望月・月齢 12.7
- 最終日
- 3月25日・居待月・月齢 16.7
- 満月
- 3月22日(月) 19:44
春分の3つの候
- 初候雀始巣(すずめはじめてすくう)いま見ている候3月21日〜25日ごろ
- 次候桜始開(さくらはじめてひらく)3月26日〜30日ごろ
- 末候雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)3月31日〜4月4日ごろ
これからのこの候
- 2027年
- 3月21日〜25日ごろ
- 2028年
- 3月20日〜24日ごろ
- 2029年
- 3月20日〜24日ごろ
- 2030年
- 3月20日〜24日ごろ
期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。
毎日の画面に、今日の候を
アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。