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七十二候・第9候

菜虫化蝶なむしちょうとなる

啓蟄の末候・2027年は3月16日〜20日

青虫が、蝶になって飛びはじめるころ。

さなぎで冬を越した青虫が、羽化して蝶になり飛びはじめるころです。菜の花畑やキャベツ畑の上を、モンシロチョウがひらひらと舞う姿が見られるようになります。冬を越した姿から一気に変わる、春らしい候です。

名前の読み解き

「菜虫」は、菜っ葉を食べる青虫のこと。おもにモンシロチョウの幼虫を指すと言われます。「化」は姿を変えることです。

この時期のもの

新じゃが、ふき、鰆(さわら)

小さな習慣去年から変わったことを、ひとつ書いてみる

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菜虫化蝶のころ

この時期の自然と暮らし

春分の日をはさむ7日間が春のお彼岸で、このころに彼岸入りを迎えます。お彼岸にはぼたもちを供える習わしがあり、春は牡丹、秋は萩の花にちなんで呼び分けるとも言われます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、寒さがやわらいでいきます。

このころの月

春分のころは、昼と夜の長さがほぼ同じになります。夜が短くなっていくぶん、月を眺められる時間も少しずつ減っていきます。それでも春の宵はまだ涼しく、上着を一枚はおれば、夜空を見上げるのにちょうどいい季節です。

小さな習慣のこと

去年から変わったことを、ひとつ書いてみる習慣です。住む場所、仕事、好きな食べもの、考え方。大きな変化でなくてかまいません。青虫が蝶になるほどの変化は一年ではなかなか起きませんが、ひとつ書いてみると、自分も季節と一緒に動いてきたことがわかります。

この季節のことば

「初蝶(はつちょう)」は、その年に初めて見る蝶のことです。春になって最初に姿を見せる蝶に、季節の始まりを重ねた言葉です。「蝶」だけでも春の季語になり、春の野原の軽やかさを表します。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
3月16日・上弦の月・月齢 7.7
最終日
3月20日・十三夜月・月齢 11.7
上弦
3月16日(火) 1:25

啓蟄の3つの候

  1. 初候蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)3月6日〜10日ごろ
  2. 次候桃始笑(ももはじめてさく)3月11日〜15日ごろ
  3. 末候菜虫化蝶(なむしちょうとなる)いま見ている候3月16日〜20日ごろ

これからのこの候

2027年
3月16日〜20日ごろ
2028年
3月15日〜19日ごろ
2029年
3月15日〜19日ごろ
2030年
3月15日〜19日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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