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七十二候・第8候

桃始笑ももはじめてさく

啓蟄の次候・2027年は3月11日〜15日

桃の花が、ほころびはじめるころ。

桃の花が咲きはじめるころです。桃は古くから邪気をはらう木とされ、ひな祭りが「桃の節句」と呼ばれるのもそのためと言われます。新暦の3月3日にはまだ咲いていないことが多く、この候のころにようやく花がほころびます。

名前の読み解き

「笑」を「さく」と読みます。花が咲くことを、人がほほえむようすに重ねた表現で、春の山を「山笑う」と言うのも同じ感覚です。

この時期のもの

桜えび、のびる、いちご

小さな習慣桃色のものを、身のまわりにひとつ足す

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桃始笑のころ

この時期の自然と暮らし

年度末が近づき、仕事や学校の区切りで慌ただしくなる時期です。春のお彼岸を前に、お墓まいりの準備をする家もあります。日の入りがずいぶん遅くなり、夕方に外が明るいことに気づく日が増えてきます。

このころの月

春分が近いこの時期、明け方の空の月は低いところを通ります。秋の明け方には高く見える細い月も、春は東の低い空にとどまりやすく、見つけるには少し探す必要があります。月の見えやすさは、季節と時間帯の組み合わせで変わります。

小さな習慣のこと

桃色のものを、身のまわりにひとつ足す習慣です。服の小物でも、ハンカチでも、食卓の果物でもかまいません。ひとつ色が入るだけで、まだ肌寒い日でも春らしい気分になれます。気に入ったら、この候のあいだ続けてみてください。

この季節のことば

「桃の花」「桃の節句」は春の季語です。「桃源郷」は、桃の花が咲く理想の里を描いた中国の物語から生まれた言葉と言われます。やわらかな桃色は、春のやさしい明るさを表す色として親しまれてきました。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
3月11日・4日目の月・月齢 2.7
最終日
3月15日・8日目の月・月齢 6.7

この期間に月の区切りはありません(次は3月16日の上弦)

啓蟄の3つの候

  1. 初候蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)3月6日〜10日ごろ
  2. 次候桃始笑(ももはじめてさく)いま見ている候3月11日〜15日ごろ
  3. 末候菜虫化蝶(なむしちょうとなる)3月16日〜20日ごろ

これからのこの候

2027年
3月11日〜15日ごろ
2028年
3月10日〜14日ごろ
2029年
3月10日〜14日ごろ
2030年
3月10日〜14日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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