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七十二候・第7候

蟄虫啓戸すごもりむしとをひらく

啓蟄の初候・2027年は3月6日〜10日

冬ごもりの虫が、戸をあけて出てくるころ。

冬ごもりしていた虫たちが、土の戸を開けて外へ出てくるころです。二十四節気の「啓蟄」も同じ字で、虫が目を覚ます季節を表しています。暖かい日には、てんとう虫や蟻の姿を見かけるようになります。

名前の読み解き

「蟄」は虫などが土の中にこもること、「啓」は開くことです。秋の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」と、閉じると開くで対になっています。

この時期のもの

新わかめ、春キャベツ、ふき

小さな習慣しまっていたものを、ひとつ出して使う

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蟄虫啓戸のころ

この時期の自然と暮らし

啓蟄のころ、松の幹に冬のあいだ巻いていた菰(こも)を外す「菰外し」が、各地の庭園で行われます。春の行楽の計画を立てはじめる人も増えてきます。気温が上がる日がある一方で、急に冷えこむ日もまだあります。

このころの月

春の大潮のころは、昼間に潮が大きく引きやすいと言われ、潮干狩りの季節が近づいてきます。潮の満ち引きには月と太陽の引力がかかわっていて、新月や満月のころは潮の差が大きくなります。月は、海辺の暮らしの予定にも関わってきた星です。

小さな習慣のこと

しまっていたものを、ひとつ出して使う習慣です。冬のあいだ引き出しにしまっていた春物の服や、使わずにいた器などを、ひとつだけ外に出してみてください。虫が戸を開けるように、暮らしの中にも小さな「出番」をつくる候です。

この季節のことば

「啓蟄」そのものも春の季語です。ほかに「地虫穴を出づ(じむしあなをいづ)」「蟻穴を出づ」など、虫が土から出てくる姿を詠む言葉があり、春の動き出しを小さな生きもので感じ取ってきたことがわかります。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
3月6日・28日目の月・月齢 27.5
最終日
3月10日・三日月・月齢 1.7
新月
3月8日(月) 18:29・うお座の新月

啓蟄の3つの候

  1. 初候蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)いま見ている候3月6日〜10日ごろ
  2. 次候桃始笑(ももはじめてさく)3月11日〜15日ごろ
  3. 末候菜虫化蝶(なむしちょうとなる)3月16日〜20日ごろ

これからのこの候

2027年
3月6日〜10日ごろ
2028年
3月5日〜9日ごろ
2029年
3月5日〜9日ごろ
2030年
3月5日〜9日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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