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七十二候・第11候

桜始開さくらはじめてひらく

春分の次候・2027年は3月26日〜30日

桜の花が、咲きはじめるころ。

桜の花が咲きはじめるころです。南から北へ、低い土地から高い土地へと、開花の便りが少しずつ移っていきます。つぼみが開いてから満開までは、天気がよければ1週間ほどと言われます。

名前の読み解き

「開」は花が開くこと。同じ「咲く」でも、七十二候では「笑」「開」「華」と、花によって字が使い分けられています。

この時期のもの

桜えび、新ごぼう、木の芽

小さな習慣桜のある道を、ひとつ遠回りしてみる

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桜始開のころ

この時期の自然と暮らし

お花見の季節です。桜の下で食事を楽しむ習わしは、昔は豊作を願う行事だったとも言われます。花冷えと呼ばれる、桜の時期の思いがけない冷えこみがあるので、夜のお花見には上着があると安心です。

このころの月

桜と月を一緒に眺められる年もあります。夜桜の上に満月や十三夜月が出ると、花びらが月明かりで白く浮かびます。月の満ち欠けは年ごとに日付がずれるので、桜の見ごろと満月が重なるかどうかは、その年の暦しだいです。

小さな習慣のこと

桜のある道を、ひとつ遠回りしてみる習慣です。名所に出かけなくても、通勤路の一本の桜で十分です。咲きはじめ、満開、散りはじめと、同じ木を数日おきに見ると、短い花の季節を丁寧に味わえます。

この季節のことば

「花」とだけ書くと、俳句や和歌では桜を指すことが多いと言われます。「花冷え」「花曇り」「花明かり」など、桜の時期の天気や光を表す言葉もたくさんあり、桜がどれほど暮らしに近い花だったかがうかがえます。散る花びらを「花吹雪」と呼ぶのも、この季節ならではです。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
3月26日・寝待月・月齢 17.7
最終日
3月30日・下弦の月・月齢 21.7
下弦
3月30日(火) 9:54

春分の3つの候

  1. 初候雀始巣(すずめはじめてすくう)3月21日〜25日ごろ
  2. 次候桜始開(さくらはじめてひらく)いま見ている候3月26日〜30日ごろ
  3. 末候雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)3月31日〜4月4日ごろ

これからのこの候

2027年
3月26日〜30日ごろ
2028年
3月25日〜29日ごろ
2029年
3月25日〜29日ごろ
2030年
3月25日〜30日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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