月のよみもの

三日月の暗いところがうっすら見える「地球照」とは?見やすい日と時間

細い月の、暗いところが見える

夕方の西の空に細い三日月が出ているとき、よく見ると、光っていないはずの部分まで、うっすらと丸く見えることがあります。まるで、細い月が、うすい満月を抱いているようです。

これは「地球照(ちきゅうしょう)」と呼ばれています。

地球の光が、月を照らしている

月の暗いところを照らしているのは、地球に当たってはね返った太陽の光です。

細い三日月のころ、月は太陽に近い方向にあります。このとき、月から地球を見ると、地球は太陽の光をたっぷり受けて、ほぼまるく光って見えています。その地球の光が、月の暗い面をうっすら照らすのです。

地球の雲や海、雪や氷が太陽の光をはね返すので、地球はとても明るい星です。月から見た地球は、地球から見た満月よりもずっと明るく見えると言われます。

大きさや距離は実際とはちがいます

500年前に、しくみを考えた人

地球照のしくみを考えた人として、レオナルド・ダ・ヴィンチがよく知られています。500年ほど前に書かれたノートの中に、月の暗いところがかすかに光るのは、地球からの光のためだと考えた記録が残っています。

見やすい日と時間

  • 月の形:新月から2〜5日ほどの細い月、または新月の2〜5日ほど前の細い月
  • 時間と方角:新月のあとは夕方の西の空、新月の前は明け方の東の空
  • 空:日がしずんでから少したった、空が暗くなりきる前後が見やすい

月が太くなると、明るい部分がまぶしくなり、地球照は見えにくくなります。細い月の日は月齢カレンダーで、三日月のことは三日月のページで確かめられます。スマホで撮るときは、明るさを下げすぎないのがこつです。撮り方は月をスマホできれいに撮るには?にまとめました。

しおりの子より月の暗いところを照らしているのは、わたしたちの地球の光なんだって。

今日のねがいの言葉

わたしは、見えないところで、だれかを照らしている。

このことばをつきしおりに書く

書いたねがいを、毎日そばに

「つきしおり」は、新月にねがいを書き、満月に叶ったことを確かめる画面のある、紙の帳面のようなアプリです。書いた言葉は、朝と夜に一枚ずつ届きます。

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