月のよみもの

月に輪がかかる「月暈(つきがさ)」とは?見える条件と、雨の前ぶれと言われるわけ

月のまわりの、大きな光の輪

月のまわりに、ぼんやりと大きな光の輪が見えることがあります。これを「月暈(つきがさ)」と呼びます。「暈(かさ)」は、太陽や月のまわりにできる光の輪のことで、太陽のまわりにできるものは「日暈(ひがさ)」と呼ばれます。英語では「ハロ(halo)」と言います。

輪はとても大きく、手をのばしてにぎりこぶしを作ると、月から輪までが、こぶし2つ分ほどの幅になります。

氷のつぶが、光を曲げる

月暈ができるのは、空の高いところに、うすいベールのような雲(巻層雲)がかかっているときです。この雲は、とても小さな氷のつぶでできています。

大きさや距離は実際とはちがいます

氷のつぶは、六角形の柱のような形をしています。月の光がこの氷を通りぬけるとき、少し向きを曲げられます。曲がる角度がだいたい決まっているので、月から同じだけ離れたところに光が集まり、まるい輪に見えるのです。

月暈は、月の明るい、満月の前後に見つけやすくなります。

月のすぐまわりの「月光環」とのちがい

月のすぐまわりに、小さな色の輪がかかって見えることもあります。こちらは「月光環(げっこうかん)」と呼ばれ、月暈とは別のものです。

  • 月暈:月から離れたところにできる、大きな白っぽい輪。高い空の氷のつぶでできる
  • 月光環:月のすぐまわりにできる、小さな色の輪。内側が青白く、外側が赤っぽい。雲の中の小さな水のつぶでできる

「月がかさをかぶると雨」と言われるわけ

昔から「月がかさをかぶると、雨になる」と言われてきました。

これには、空のしくみから見てもうなずけるところがあります。月暈をつくる巻層雲は、雨を降らせる低気圧が近づいてくるときに、先に広がってくることが多い雲だからです。ただし、巻層雲が出ても雨にならないこともあるので、天気を知りたいときは、天気予報と合わせて確かめてください。

月の光でできる虹のことはムーンボウ(月の虹)が見える条件にまとめました。

しおりの子より月が大きな輪をまとっている夜は、ちょっと特別な気分になるね。

今日のねがいの言葉

わたしは、いつもとちがう景色に気づける心を持っている。

このことばをつきしおりに書く

書いたねがいを、毎日そばに

「つきしおり」は、新月にねがいを書き、満月に叶ったことを確かめる画面のある、紙の帳面のようなアプリです。書いた言葉は、朝と夜に一枚ずつ届きます。

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