月のよみもの
セレナイトの意味と、月の女神の名前を持つわけ。水に弱い石の扱い方
・つきしおり編集部
月の女神の名前を持つ石
セレナイトは、ギリシャ神話の月の女神セレネから名前がつけられた石です。表面に、月の光のような、やわらかな真珠のような光沢があることから、この名前がついたと言われます。
日本語では「透石膏(とうせっこう)」と呼ばれます。学校の工作で使う石膏と同じ、石膏という鉱物の仲間です。
セレナイトとして売られている石
石のお店で「セレナイト」として売られているものには、2つの種類があります。
透明な板のような結晶透石膏絹のような筋の光沢がある棒やさざれ繊維石膏
- 透明な板のような結晶:鉱物の名前としての、本来のセレナイト(透石膏)
- 白くて、絹のような筋の光沢がある棒やさざれ:繊維状の石膏(繊維石膏)。お店ではこちらも「セレナイト」と呼ばれることが多い
どちらも石膏の仲間で、性質はほとんど同じです。白い棒の形のものは「セレナイトスティック」、小さなかけらは「セレナイトのさざれ」と呼ばれています。砂漠でばらの花のような形に育った石膏は「デザートローズ(砂漠のばら)」と呼ばれます。
言い伝えられてきたこと
セレナイトは、月の光をとじこめた石、と言われてきました。ほかの石をセレナイトの上に置いたり、セレナイトのさざれの上に置いたりして休ませる、という使い方も、石の好きな人のあいだで知られています。
どれも言い伝えで、石に何かが起こると確かめられたわけではありません。それでも、白くやわらかな光沢は、眺めているだけで気持ちが落ち着く、と感じる人も多い石です。
やわらかく、水に弱い石
セレナイトは、とてもやわらかい石です。かたさ(モース硬度)は2ほどで、爪でこすっても傷がつくほど。扱うときは、次のことに気をつけてください。
- 水につけない:少しずつ水にとけるので、水で洗わない。汚れはやわらかい乾いた布で
- 湿気の多いところに置かない:お風呂場や、結露する窓のそばはさける
- 落とさない、ぶつけない:割れやすく、粉が出ることがある
- ほかの石とこすれないように:かたい石と一緒にしまうと、傷がつく
水につけない湿気の多いところに置かない落とさない、ぶつけないほかの石とこすれないように
月光浴をするときも、夜露や結露でぬれないよう、窓の内側に置きましょう。月光浴のやり方は月光浴のやり方にまとめました。
しおりの子より月の女神の名前がついた石。そっと、やさしく扱ってあげてね。
今日のねがいの言葉
わたしは、やわらかな心を大切にしている。
このことばをつきしおりに書く書いたねがいを、毎日そばに
「つきしおり」は、新月にねがいを書き、満月に叶ったことを確かめる画面のある、紙の帳面のようなアプリです。書いた言葉は、朝と夜に一枚ずつ届きます。