月のよみもの
新月と満月のころに大潮になるわけ。潮の満ち引きと月の関係、小潮とのちがい
・つきしおり編集部
潮の満ち引きは、月が引っぱるから
海の水は、1日におよそ2回、満ちたり引いたりしています。この潮の満ち引きを起こしているのは、おもに月の引っぱる力です。
月に近い側の海の水は、月に引っぱられて盛り上がります。いっぽう、地球の反対側でも、海の水が月から取り残されるようにして盛り上がります。地球が1日に1回まわるあいだに、この2つの盛り上がりの下を通るので、満ち潮と引き潮が、1日に2回ずつめぐってくるのです。
新月と満月のころは、太陽も力を合わせる
太陽も、海の水を引っぱっています。太陽はとても遠いので、潮を動かす力は、月の半分ほどです。
- 新月と満月のころ:太陽・月・地球がほぼ一直線に並ぶので、月と太陽の力が重なり、満ち引きが大きくなる。これが「大潮(おおしお)」
- 上弦と下弦のころ:太陽と月が直角の方向にあるので、力が打ち消し合い、満ち引きが小さくなる。これが「小潮(こしお)」
ひと月に、大潮と小潮が2回ずつめぐってきます。
潮の呼び名
日本では、月の満ち欠けにあわせて、潮に名前をつけてきました。
- 大潮:新月と満月のころ。満ち引きがいちばん大きい
- 中潮:大潮と小潮のあいだ
- 小潮:上弦と下弦のころ。満ち引きが小さい
- 長潮(ながしお):小潮の終わりごろ。潮の動きがゆっくりで、満ち引きがだらだらと長く続く
- 若潮(わかしお):長潮の次の日。ここからまた満ち引きが大きくなっていく
大潮は、新月や満月の1〜2日あと
いちばん大きく満ち引きするのは、新月や満月のちょうどその日ではなく、1〜2日あとになることが多いと言われます。海の水が月や太陽の力に応えて動くまでに、少し時間がかかるためです。
春の大潮の日は、昼間に潮が大きく引くので、潮干狩りによい日とされています。海に出かけるときは、場所ごとの満潮・干潮の時刻を、気象庁や海上保安庁の潮の表で確かめてください。新月と満月の日は新月の日の一覧と満月の日の一覧にまとめています。
しおりの子より海も、月にあわせて呼吸しているみたいだね。
今日のねがいの言葉
わたしは、満ちるときも引くときも、自分の流れを信じている。
このことばをつきしおりに書く書いたねがいを、毎日そばに
「つきしおり」は、新月にねがいを書き、満月に叶ったことを確かめる画面のある、紙の帳面のようなアプリです。書いた言葉は、朝と夜に一枚ずつ届きます。