月食とは?満月の日にしか起こらないわけと、皆既月食・部分月食のちがい
・つきしおり編集部
地球の影に、満月が入る
月食は、太陽・地球・月がほぼ一直線に並んで、地球の影の中に月が入る現象です。太陽の光が地球にさえぎられるので、月が欠けたり、暗くなったりして見えます。
月が太陽の反対側にいるのは満月のときです。そのため、月食は満月の日にしか起こりません。
毎月は起こらないわけ
満月は毎月あるのに、月食は年に1〜2回ほどしか起こりません。それは、月の通り道が、地球が太陽のまわりを回る道に対して、5度ほどかたむいているからです。
ふだんの満月では、月は地球の影の少し上か、少し下を通りすぎていきます。ちょうど道が交わるところで満月になったときだけ、月が影の中に入り、月食になります。
皆既月食と部分月食
- 皆既月食:月がまるごと地球の濃い影(本影)に入る月食です。月は真っ暗にはならず、赤黒い色に見えます
- 部分月食:月の一部だけが濃い影に入る月食です。欠けたところが暗く見えます
- 半影月食:地球のうすい影(半影)にだけ入る月食です。少し暗くなるだけなので、気づかないこともあります。国立天文台の暦では、月食の数に入れていません
皆既月食で月が赤く見えるのは、地球の空気を通って曲げられた赤い光が、影の中まで届くからです。くわしくは月が赤い・オレンジに見えるのはなぜ?の記事にまとめました。
見るときは、そのまま空を見上げて
月食は、日食とちがって、目を守る道具はいりません。そのまま見上げて大丈夫です。双眼鏡があると、月の色の変わり方がよくわかります。
月食が起きる時刻に、自分のいる場所で月が地平線の上にあれば、見ることができます。月が昇る前や沈んだあとに起こる月食は、日本からは見られません。
月食の夜と、ねがいごと
月食の夜は、ふだんの満月とはちがう、特別な満月の夜です。いつものように1か月をふり返るのもいいですし、ただ空を見上げて、月の色が変わっていくのを眺めるだけでも十分です。
次の月食の日時は、国立天文台の暦のページなどで確かめられます。つきしおりでも、月食がある満月の日は、その回の満月のページに書き添えます。
しおりの子より月食の夜は、地球の影を見ている夜。ちょっとふしぎで、すてきだね。
今日のねがいの言葉
わたしは、めずらしい夜を、ゆっくり味わっている。
このことばをつきしおりに書く書いたねがいを、毎日そばに
「つきしおり」は、新月にねがいを書き、満月に叶ったことを確かめる画面のある、紙の帳面のようなアプリです。書いた言葉は、朝と夜に一枚ずつ届きます。