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七十二候・第26候

腐草為蛍くされたるくさほたるとなる

芒種の次候・2027年は6月11日〜15日

草のかげで、蛍が光りはじめるころ。

草のかげで、蛍が光りはじめるころです。昔の人は、湿った草が蛍に姿を変えると考えていました。実際には水辺の土の中でさなぎになった蛍が、このころに羽化して飛びはじめます。

名前の読み解き

「為」は「〜となる」と読み、腐った草が蛍になることを表します。昔の自然の見方がそのまま名前に残っています。

この時期のもの

梅、新しょうが、きす

小さな習慣夜、灯りを落として過ごす時間を10分

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腐草為蛍のころ

この時期の自然と暮らし

暦の上では「入梅」を迎えるころです。各地で蛍が見られるようになり、蛍狩りや蛍の鑑賞会が開かれます。湿気が多くなるので、押し入れや靴箱の換気を気にかける家も増えてきます。

このころの月

蛍は、月の明るい夜より、月のない暗い夜のほうがよく見えると言われます。新月のころや、月が沈んだあとの時間は、蛍の光が目立ちます。蛍を見に出かけるなら、その年の月の形を確かめておくのもひとつの方法です。

小さな習慣のこと

夜、灯りを落として過ごす時間を10分つくる習慣です。部屋の明かりを消して、窓の外や小さなランプの光だけで過ごしてみてください。暗さに目が慣れると、外の明るさや月の光に気づきやすくなります。

この季節のことば

「蛍狩」「蛍火」は夏の季語です。蛍の光は、昔から恋の歌にもよく詠まれてきました。夜の水辺に浮かぶ小さな光が、口に出せない思いに重ねられてきたと言われます。「蛍袋(ほたるぶくろ)」という花の名前もあり、子どもが花の中に蛍を入れて遊んだことからついたと言われます。

一年を72に分けて、約5日ごとの季節の移ろいに名前をつけた、昔の暦です。期間は太陽の位置から天文計算で出していて、年によって1日前後します。

この候の空と月

初日
6月11日・上弦の月・月齢 6.3
最終日
6月15日・11日目の月・月齢 10.3
上弦
6月11日(金) 19:56

芒種の3つの候

  1. 初候螳螂生(かまきりしょうず)6月6日〜10日ごろ
  2. 次候腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)いま見ている候6月11日〜15日ごろ
  3. 末候梅子黄(うめのみきばむ)6月16日〜20日ごろ

これからのこの候

2027年
6月11日〜15日ごろ
2028年
6月10日〜14日ごろ
2029年
6月10日〜15日ごろ
2030年
6月11日〜15日ごろ

期間は太陽の位置から計算しています。年によって1日前後します。

毎日の画面に、今日の候を

アプリ「つきしおり」は、七十二候と月齢を端末の中で計算して、毎日の画面に添えます。書いたことばも写真も、外には送りません。

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